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crAzy AbOut yOU
「
如月
(
きさらぎ
)
君っ一緒にお弁当食べよー。」
今日、学校にイギリス人の転校生がやってきた。
「えっと…」
「あ、ごめん自己紹介まだだったね。あたし
小桜池
(
こおうち
)
花音
(
かのん
)
。花音って呼んでねー」
「ありがとう。」
蒼い瞳にあたしは心奪われた
少し長いめのブロンド、整った顔、流暢な日本語。
「どーいたしまして。ねぇねぇ如月君ってイギリス人なんだよね?
なんで日本語の名字持ってるの?」
顔が熱くなるのを感じながら平常心を必死で保ちながら喋る。
「僕のパパクォーターなんだ。そこから貰った。」
「じゃぁほんとの名字は?」
「Knight」
そんな感じ♥
「
刹那
(
せつな
)
もじゃぁ本名じゃないんだよね?」
「Williamが僕の名前。」
「ウィリアム・ナイトかすてきな名前。」
あたしがこう言うとにっこりと優しく笑う
多分それはありがとうの意味。
「ウィルと刹那どっちで呼べばいい?」
「刹那。」
「やっぱ刹那の方が好きなの?」
あたしが質問ばかりしてると刹那は呆れたように笑って優しく言った
「花音僕に質問してくれるのはすごく嬉しいんだけどご飯食べないとお昼終わっちゃうよ?」
「あっ!そうだった。」
本当に今の今迄お昼の事を忘れてたあたしは急いでお弁当箱を開ける
「けどいいなぁ刹那って名前。めちゃくちゃかっこいいし
刹那もかっこいいから名前負けしてないし。すごい素敵」
あたしがこう言うと刹那は笑顔で女殺しなセリフを吐いた。
「花音の方が、かわいいよ。」
不意打ちされた言葉にあたしが真赤になると
刹那が大きな手であたしの頭を撫でながら意地悪に言う
「すごくかわいい」
「もーっからかわないでよ!!」
こう言うとあの蒼い瞳があたしを真剣に見詰めてこう言った
「からかってなんかないよ。」
ゆっくりと立ち上がった
風が吹く。
「花音そろそろ時間だから行こうか」
「あ、うん」
あたしは刹那から魂を抜かれたみたいにぼうとして
しばらくそこから動けなかった
「花音?」
「うん今から行く。」
何でかうまく歩けなくて結果あたしは刹那の腕に寄り掛かりながら歩く。
冷たい北風
熱いほっぺ
緊張する腕
上を見上げると落ちてくる刹那の笑顔。
狂っちゃいそうなあたしのハート
1回やりたかった金髪野朗
最初日本人だったんだけど
イギリス人ってことでいこうと思った笑
けど今アメリカに住んでるんですけど
こんな甘い男の子はいません笑
だから刹那も花音に気があるから「かわいい」言ってるんですよ。
しかし「ウィル・ナイト」って語呂悪っ!
ナイトは晴の友達「イアン・ナイト」くんから頂きました。
サンキューイアン笑
けど許可取ってません(ぇ